

黒にんにく/Black Garlic?
5月、風邪で気管支を傷めてしまい、ずっと咳が続いていました。 それを見ていた知り合いのお母さんが「黒にんにく」を分けてくれました。 体に良くて、青森県のにんにくで作れば臭みもないのだそうです。 と言うのも手作りで、にんにくを丸ごと炊飯器に入れて、保温のまま2週間置いておくのだそうです。 味は、、、すっぱおいしい。 これは本当ににんにくなのでしょうか? 味付けしてるのではないでしょうか? びっくりしました。 炭みたいですが、実はちゃんとしっとりしてます。 そのお母さんも、咳がひどかった時代から 毎日一個ずつ食べて体質が変わったそうなんです。 美味しそうには見えないけど、 美味しくて2個も3個も手が出てしまいます。 千と千尋の中に出てくる「イモリの黒焼き」もあるけど、 真っ黒の漢方ってすごいのかもね。


ユートピア/Utopia
Where is this picture taken? The answer is Fukushima. The great big earth quake in Fukushima happened 5 years ago. Now there is beautiful nature like utopia in Tomioka town. 5月中旬ごろの週末、福島県の6号線沿いにいました。 アリスは福島にいるとき、手に何も持たなくなってしまうので、携帯にはほとんど写真が入っていません。 そんな中、福島を離れるときのこの写真だけ撮っていました。 震災から5年、人が立ち寄らなくなった土地は生き物の楽園になっていました。 草が萌え、鳥たちが鳴いていました。 花が咲き、シロツメクサの広大な群生を見ると、 そこに人の足がなかったことが見て取れる。 川には大きな鯉が十何匹、ゆったり泳いでいる。 夕日がぼんやり霞んでいるのは、草原の潤った空気のせい。 すぐ先にF2の煙突が見えるのに、 なんだか信じられません。 この場所が安全ということは、アリスからは言

まほろん/Mahoron
福島県の白河市に「まほろん」(クリック)という縄文時代の出土品を保存するセンターがあります。 いまここで「震災遺産と文化財」展が行われています。7/3まで。 津波で壊された公共物の展示などは宮城県仙台市の地下鉄東西線の荒井駅の「せんだい3.11メモリアル交流館」(クリック)にもあります。(団体は異なります) ですが、福島の県南でも見られるので、郡山近辺の方や関東圏の方には近くなったかと思います。 震災によって希少なミズアオイという花がたくさん咲いたという記録。(金沢さんの解説) 有名な「富岡は負けん!」幕は、現在は印刷物が展示されていますが、初代の肉筆版はここに展示されています。 震災に関する記録展はこれまでたくさん行われてきましたが、 あまり見たことがない方へ。 だんだん情報も認識も風化しています。 記録を公開しようとする活動に、 一度触れてみてはいかがでしょうか。


春の旬、みょうがたけ/Wild plants "Myogatake"
春なので、裏庭でみょうがたけが採れました。 赤茶色の花みょうがは秋です。 こんな風に自生してます。 「山形のだし」を作ります。 基本はキュウリ、ナス、オクラ、とろろ、花みょうがを細かくきざんでめんつゆなどで味付けしますが、 今回はキュウリ、オクラ、みょうがたけで作ります。 余談ですが、 山形の漬物「おみ漬け」も、青菜を細かくきざんで塩漬けしたもの。 細かく刻めば、野菜の形など気にしなくていいし、 残り物の野菜で量を稼げます。 きっと食べられる植物を尻尾まで食べるという、 節約型の精神があったのでしょうね。 でも、これは野菜だけなのにB今日グルメ並みにご飯を進ませます。 初夏に近づいたのか、なかなか手ごたえがありました。 ざくっと硬いので、できるだけ粉砕します。 キュウリは楽。 茹で上がったオクラも粉砕し、 スプーンなどで簡単に混ぜて、めんつゆ、塩、醤油を好きなように。 完成。 これを蕎麦や豆腐、ご飯と一緒にいただきます。 ご飯受けするのに、野菜だけという無罪感。 しかも、基本的に全国で作れる。 キュウリは体の熱をとり、水分調整してくれる。 オクラ