いないさ。
「霊感」という意識は薄れてきたが、
それは死からだけでなく、
生きているものからも自然に届けられる知らせである。
先月は悪夢を見て、目覚めてもなんだか気分が良くないな・・・と思って、
なんとなくカレンダーを見たら1月26日。
だったのですけど。
その日はそんなことがあったから、
喪に服したように過ごしていました。
以前、学生時代に似た悪夢を見続けて、たまたまお母さんからの電話があったので相談したら、
小さくして亡くなった親戚の命日を知る。
たまに、生きた子どもに関わる感知もある。
しかしそれは恐怖ではあるが、霊能力者みたいにうまく操れていない。
だから、起こることは理解しているけど怖いのだ。
昔から、そういうのを感知するアリス。
どんな感じかというと、なんとも言えない。変な感じ。
ここ二、三年は、この時期が待ち構えて憂鬱。
でも、できるだけ存在を認めない。
返事をしない。
”いると思えばいるし、
いないと思えばいないから”
by 怪談絵本 「いるの いないの」京極夏彦 著

でもやっぱり、
生きている人間の力の方が強いよ。
たとえ、感知でも。
こわいはなし、おわり。