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映画Mommy(2014)鑑賞

映画「マミー」鑑賞

グザヴィエ・ドラン監督

Mommy (2014) directed by Xavier Dolan

とある架空のカナダ、2015年、新たな法案が可決したーー。

障害を持つ子供の親が経済的困難になった場合、

無償で教育を放棄し、入院させることができるという法案である。

ADHDの子スティーブを持つシングルマザーのダイアンは、

このことから運命を翻弄されるーー。

画面がスクエアで、

え?新しい映画なのに?まるでブラウン管のテレビみたいね?

って思いました。

その秘密は、映画を見てから。

アリスは映画はちょこっと好きですが、俳優の名前も覚えられず、

監督の有名度とか全然詳しくないのですが、

なんとなく見たくなった。

グザヴィエ・ドラン、

この監督、面白い。

貧困と逆境と愛情が一人の母親をあちらへこちらへ連れていく。

感情や衝動を抑えられないスティーブが母へ平和的に愛情を表現できず苦しんでしまう。

ダイアンも親として悩み、作中でスティーブができそうもない結婚式を挙げている幻視に入る瞬間がある。

それでも、ユーモアは忘れず、大切な友人もできて、喜びとか爆笑もある。

アリスは決して、画面の向こうの話じゃないと思った。

アリスは決してお姫様やお嬢様じゃない。

これから、同じようなことが起こると思う。

いえ、起こったら起こっただけまともだと思う。

でも、どんな目にあっても、考え方次第で思いっきり生きられる、

ってことを感じた。

嘘ついたり、見栄はったり、

そんなことしないで生きるってことは、本当は作戦不足でおバカなのかもしれない。

でもアリスは、そういう人間の小綺麗な見栄のオモテと汚いウラを見てしまったから、

おバカでも、不器用に楽しくいきたいと思った。

その方が、友達や人に囲まれて、幸せだと思う。

そうやって生きて、死にたいと思った。

カナダの住宅街とかレストランとか日常的なシーンを見て、

カナダに行きたいなと思った。

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