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山形国際ドキュメンタリー映画祭2015ー「ともにある」を中心に見て


映画、好きですか?私はそこそこ。

山形県では「山形国際ドキュメンタリー映画祭」が毎年開かれ、山形市内の映画館、美術館、図書館などが一斉に映画館の会場となります。

高校生以下無料!なのですが、高校生のときは全く見たことがありませんでした。

たしか同じ時期に山形市七日町のほっとなる広場で、姉妹都市のオーストリア、キッツビュエル市との交流イベントで美味しいものをたくさん食べた記憶があります。2008年以前の話かと思うけど。

今年行こうと思ったのは、映画祭の中に「ともにある」というプロジェクトがあったので。

私が見たのは岩手県沿岸の弔い方の違いに密着する「波あとの明かし」(坂下清監督)、震災で福島から神戸に引っ越した少女が仲間とふるさとを訪れる「Live! Love! Sing! 生きて愛して歌うこと」(ドラマ、井上剛監督)、そしてプロジェクトFUKUSHIMAを立ち上げた遠藤ミチロウのドキュメンタリー「お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました」(遠藤ミチロウ監督)でした。

14日夜のディスカッションには「ともにある Cinema with Us ディスカッション2 DOMMUNE FUKUSHIMA!」ということで遠藤ミチロウ、開沼博、藤井光のディスカッションを拝聴。

ディスカッションで印象に残ったのは、福島の映像は「忘却装置」でもあるということでしたね・・・。

映像として記録すれば、忘れても残っているから次へのクリエイティビティにつながってゆく、ということをお話ししていました。

膨大な情報を映像化することで、リアルをシンボル化していく。それを人々が見てイメージが生まれる・・・とも。

映像を語ること自体は面白かったけど、アリスにはなかなかの初領域だったので、とても勉強になりました。知恵熱。

映画祭は本日10月15日まで。当日券は余ったら市内の上映会にも追々使えるそうですよ。

Today is the last day of Yamagata International Documentary Film Festival 2015.

Projects "Tomoniaru" and "Project FUKUSHIMA" are about the big earthquake in Japan in 2011.

They make me to think what is the meaning of recording Tohoku or Fukushima as a film...

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